
東京出身のミュージシャン/プロデューサーである小山田圭吾のソロ・プロジェクト。1989年、小沢健二とともにフリッパーズ・ギターを結成し、渋谷系ムーヴメントの先駆けとして一世を風靡。1991年の解散後、コーネリアスとして1993年にソロ活動をスタートさせた。1997年の3rdアルバム『FANTASMA』が国際的なブレイクスルーとなり、アメリカの音楽誌から「日本のベック」「現代のブライアン・ウィルソン」と絶賛される。
2001年の4thアルバム『POINT』では緻密なサウンド・コラージュで日本産ポップの可能性を世界に提示し、The Cornelius Groupを率いてワールドツアーを行うなどグローバルな活動を展開。2006年の5th『Sensuous』に伴う映像作品集「Sensurround + B-sides」は米国「第51回グラミー賞」最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞にノミネートされた。また、2017年の6th『Mellow Waves』ではNPRの〈Tiny Desk Concert〉にも出演するなど、国際的な評価は衰えを知らない。
約6年ぶりのアルバムとなった『夢中夢 -Dream In Dream-』(2023年)に続き、翌年にはソロ活動30周年を記念したアンビエント・アルバム『Ethereal Essence』(2024年)をリリース。東京ガーデンシアターおよび京都ロームシアターでの30周年記念ライヴも大きな話題を呼んだ。2026年に入ると、自らAIを駆使して制作したMVを携えた新シングル「夢寝見」(井上陽水のカヴァー)を発表。5月にはスパークスとのWヘッドライン公演を成功させるなど、その創作の熱はいまも加速し続けている。