ノルウェーのベルゲンのフィヨルドと山の中で育ったオーロラは、ケイティ・ペリーやビリー・アイリッシュらを虜にする、北欧ポップスのシンガー・ソングライター。2016年にリリースされ、壮大なポップアートとエレクトロポップを取り入れたデビュー・アルバム『All My Demons Greeting Me As A Friend』は、彼女を超自然的なものを描くことを恐れないアーティストとして位置付け、数々の音楽メディアから称賛を受けて、本国ノルウェーのアルバムチャートで初登場1位を獲得。2018年サプライズでリリースされたEP『Infections of a Different Kind』では、32もの聖歌隊とフィーチャーした「It Happened Quiet」やトリップホップに影響をうけた「Churchyard」などで音楽の幅を広げた。
2019年リリースの『A Different Kind Of Human』は近年の社会問題として取り上げられる「生物学的危機」と世に蔓延していく「個人至上主義」を問題視した作品となっており、その話題性で更なる注目を浴びる。2019年公開のディズニー映画『アナと雪の女王2』では“不思議な声”役として声の出演を果たし、劇中歌「イントゥ・ジ・アンノウン」にもフィーチャリング参加。2020年公開のアカデミー賞ノミネーション映画『ウルフウォーカー』では挿入歌「Running With The Wolves」を制作・歌唱。2019年に行った初来日ツアーも即日完売するなど日本でも高い人気を誇る。