初期には先鋭的な電子音楽作品で独特のアート性と実験性を提示し、〈Warp〉と契約した2018年以降は、グラムロックに接近すると、独自のロック・サウンドを展開しながら大胆に音楽性をスケールアップさせ、次世代のロックスターとして進化を見せ続けている。最新作『Praise A Lord Who Chews But Which Does Not Consume; (Or Simply, Hot Between Worlds)』は、ロック、サイケデリア、エレクトロニカを融合させ、ポップミュージックの概念を再構築すると同時に、現代アートとカルチャーの境界線を自由自在に往来するイヴ・トゥモアの芸術性が頂点に到達したことを証明する名盤となっている。覚醒を遂げた異形のロック・アイコンが2024年ついにサマーソニックに降臨!